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日本の国土交通省は、アセアン地域とラオスの経済成長を支援する一環として、ラオスの公共事業運輸訓練センターとラオス国立大学において、物流に関する集中講義を3月9日から17日にかけて開講する事を発表した。
アセアン地域においては経済成長が続いており、物流に対する需要も急増している。ASEAN加盟国の中で唯一の内陸国であるラオスは陸上物流が重要な役割を占めており、この物流分野における人材の育成と確保が喫緊の課題となっていた。そのため日本政府は、ASEAN地域とラオスにおける経済成長を支援する施策のひとつとして、ラオスに日本の物流の専門家を派遣し、実践的な講義と演習を行い物流実務の知識・ノウハウを提供する支援を実施する事を決定した。
実施する講義は「物流概論(ロジスティクス、3PL等)」と「物流オペレーション(品質・原価・工程管理・設備等に関する物流実務)」を予定している。また、講義内容に基づくケーススタディも実施する。実施対象は、公共事業運輸省・業界団体・民間物流事業者の実務者の30人とラオス国立大学工学部で物流を専攻する4年生の35人となる。
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