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海上自衛隊は、2月12日から14日にかけて、幕僚長によるオマーン海軍表敬訪問、フィジー海軍司令官副長の来訪、フィリピン海軍司令官海幕長副長の来訪などが実施されたことを発表した。

2月12日に、酒井海幕長は、オマーンを訪問し、国防省や海軍の高官と懇談し、今後の協力について議論した。海上自衛隊としては、中東地域での補給拠点としてオマーンに寄港するほか、訓練等を通じてオマーン海軍との友好関係を築いており、今後ますます関係を深化していくことで一致した。

2月13日に、真殿海上幕僚副長は、フィジー国軍副司令官兼海軍司令官タワケ准将の来訪を受け、両海軍種間の防衛交流を一層推進する方策を議論した。自由で開かれた海洋の価値を共有するフィジーとの関係強化はFOIPを実現する上で重要であり、共に協力して課題解決に取り組んでいくとなった。

2月14日に、真殿海上幕僚副長は、フィリピン海軍司令官アダシ中将の来訪を受けた。FOIPの実現には、日本の近隣国であり、自由で開かれた海洋の価値と、地域の安全保障上の課題を共有する比国との協力が必要不可欠であり、懇談では今後も両海軍種間の防衛交流を一層推進する方策を議論した。

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