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日本の外務省は、アジア・アセアン各国から大学生を招聘した『国際法模擬裁判「2017年アジア・カップ」』を22日・23日に開催した結果、シンガポール国立大学が優勝した事を発表した。
今年のテーマは「排他的経済水域(EEZ)内における沿岸国による管轄権の行使(他国船舶の拿捕など)の合法性」となっており、2日間にわたって英語による模擬裁判が実施された。その結果、シンガポールから参加していたシンガポール国立大学が優勝する事となった。今年の参加国は、ベトナム・マレーシア・フィリピン・インドネシア・ネパール・インド・タイ・中国・シンガポール・パキスタン・日本の合計11ヵ国となっていた。
模擬裁判終了後は、表彰式とレセプションが開催され、日本の外務大臣政務官から優勝チームに対して外務大臣賞が授与された。その際には、政務官からアジアにおける法の支配の促進・強化の重要性に関するスピーチが実施された。
昨年のテーマは「海洋保護区の設置の合法性」となっており、この際もシンガポール国立大学が優勝していた。なお、2015年のテーマは「海洋における資源探査」となっており、マレーシアのマラヤ大学が優勝していた。
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