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在フィリピン日本大使館は、レイテ州タクロバン市において実施していた東ビサヤ地域医療センター外来診療棟の整備支援が完了した事に伴い、引き渡し式典を開催した事を発表した。
フィリピンのレイテ州タクロバン市の地域における基幹病院である東ビサヤ地域医療センターでは、2013年11月に発生した台風30号(ヨランダ)により甚大な被害を受けていた。日本政府では、台風30号により被害を受けていたフィリピン政府を支援するため、無償資金協力「台風ヨランダ災害復旧・復興計画」を実施していた。この計画の中の一つとして東ビサヤ地域医療センターの外来棟建設復旧整備を支援していたが、完了した事に伴い引き渡し式典が開催される事となった。
式典には、日本政府からは桑原日本大使館公使が出席した。フィリピン政府からはポーリン・ウビアル保健大臣、エリック・オナ元保健大臣、ジャネット・ガリン前保健大臣等が出席した。出席したフィリピン政府高官などからは深い感謝の意が述べられた。外来棟建設の復旧には15.6億円の資金が拠出されており、この支援が完了した事に伴い地域における医療提供体制の改善が期待されている。
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