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「海洋状況把握(MDA)の国際連携に関するARFワークショップ」が7日に開催された。
このワークショップは、ASEAN地域フォーラム(ARF)の公式行事として開催された。今回の会合は日本とマレーシアが共同議長を務め、ASEAN加盟10カ国のうちラオスを除く全ての国と、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなどの国の合計で18か国が参加した。日本政府からは、外務省・内閣官房国家安全保障局・内閣府総合海洋政策推進事務局・海上保安庁の関係者が出席した。
会合では、「現在のMDAを取り巻く状況」「MDAを通じた海洋諸課題への取組」「MDAの国際連携」のトピックで、参加者がプレゼンテーションを交えて議論を実施した。日本政府からは、インド太平洋を法の支配に基づく自由で開かれた国際公共財として地域全体の平和と繁栄を確保していくことが重要であるとの考えも踏まえて、MDA能力強化を含めたアセアン各国への海上法執行・海上安全・自然災害対策等の分野の能力構築支援を実施している事を述べた。
参加者たちは、各セッションでの議論を通じて、MDAに関する各国・各地域枠組みの経験・教訓を共有した。
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