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海上自衛隊の海上幕僚監部は、第8回WPNS次世代海軍士官短期交流プログラム(WPNS STEP)を10月9日から19日にかけて開催する事を発表した。

この交流プログラムは、西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)の構成国などの次世代海軍士官に対して、日本の安全保障環境・防衛政策・防衛力整備・歴史・文化等に対する理解の深化を図り、参加者相互の理解を促進して多国間協力の基盤となり得る関係を構築する事を目的として実施されるものである。また、研究会の企画運営への参画を通じて、海上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程学生に国際的感覚を養成させ、各国次世代海軍士官との交流を図るためのものでもある。

今回の交流プログラムには、ASEAN加盟国からは、ブルネイ、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムが参加する。他の地域からは、オーストラリア、バングラデシュ、カナダ、チリ、コロンビア、フランス、ドイツ、イタリア、モルディブ、オマーン、ペルー、スリランカ、トルコ、アラブ首長国連邦、アメリカ、韓国が参加する。これらの国から、海軍大学等の少佐・大尉の学生等が参加する。

予定しているプログラムでは、一行は10月9日に来日し、10日に開会式と講義が実施される。その後は、11日は研究会、12日は研究会・部隊研修(艦艇部隊)・文化研修、13日は文化研修、14日は部隊研修(自衛隊記念日観閲式)、15日は参加者自主研修、16日・17日は研究会、18日は研究会・閉会式・文化研修が開催され、19日に離日する。

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