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静岡県は、県内のベトナム人留学生12人が歴史的にゆかりのある袋井市で日本文化の体験を12月1日から2日にかけて行う事を発表した。

2018年の今年は、ベトナム独立運動の志士であるファン・ボイ・チャウを支援した事で有名である「浅羽佐喜太郎」の公碑建立100年の記念の年にあたっていた。そのため浅羽の出身である静岡県袋井市に、県内のベトナム人留学生が訪問し、日越交流の歴史とその精神を振り返るとともに、市内の禅寺での宿泊を通じて日本文化を体験する事業が実施される事となった。

この事業には県内のベトナム人留学生12名が参加する。予定しているスケジュールでは、12月1日に一行は袋井駅に集合し、袋井市郷土資料館と常林寺で浅羽佐喜太郎の業績を学ぶ。その後は可睡斎で開講式・法話・写経等を行い宿泊する。2日は座禅・掃除・おいしいお茶の淹れ方講座・座学(ふじのくに静岡県と地域外交の紹介)等を行う。その後は、地域農産品レストランで昼食、デンマーク牧場の視察と酪農体験を行い、袋井駅で解散する。

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