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在ベトナム日本大使館は、ベトナムから日本に訪問しようとしている若者が悪質な留学斡旋業者等に騙されないように、留学斡旋業者と高校を管理するベトナムの教育訓練局あてに注意喚起を実施した事を発表した。

在ベトナム日本大使館は、ベトナムから日本に訪問する人が増加している事を歓迎する一方で、若者が悪質な留学斡旋業者にだまされて多額の借金を背負うことがないようにベトナム全土の若者への注意喚起が重要と考えている。そのため、ベトナムの現地関連政府機関等と協力して正しい情報を発信する活動を進めており、この活動の一環として「技能実習・留学正しい情報発信セミナー」を1月22日に開催し、「日本留学説明会」を昨年の8月から11月にかけて開催していた。

今回は、1月23日に留学斡旋業者と高校を管理するベトナム全土63市・地方省の教育訓練局宛てに、注意喚起を実施した。注意喚起した内容は「留学斡旋業者を適正に管理すること」「学生たちが悪質な留学斡旋業者にだまされないよう、市内・省内の全高校長へ注意喚起を行うこと」「学生たちに対し、悪質な留学斡旋業者に関する注意や奨学金情報等を得ることができるため、大使館及びJASSOベトナム事務所のウェブサイト及びフェイスブックを周知すること」となる。

また合わせて、よく言われている甘言の例として「勉強しながらでもアルバイトで1ヶ月30万円（6千万ドン）以上稼げる」「1時間に3000円（20万ドン）の時給がもらえる」「留学中はアルバイトで得た給与で学費と生活をカバーでき国に仕送りができる」「まずは100万円（2億ドン）以上を支払って日本語学校に入学すれば卒業後は簡単に日本の大学入学資格を得て奨学金ももらえる」を挙げており、これらの言葉は虚偽の内容であり、注意するように呼び掛けている。