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日本の自衛艦隊は、インド太平洋方面派遣(IPD24)第1水上部隊の輸送艦「くにさき」が、仏領ポリネシアのタヒチへの寄港とMARARA24に参加したことを発表した。

仏領ポリネシアのタヒチへの寄港中は、同部隊指揮官が、仏領ポリネシア モエタイ・ブラサルソン大統領、ジョルジュ・スピッツ高等弁務官、タヒチ名誉領事 レイアナ・フォジュラ女史及び仏領ポリネシア統合軍司令官兼仏太平洋海洋管区司令官 ジョフロワ・ダンディグネ少将を表敬訪問するとともに、ダンディグネ少将に対し、輸送艦「くにさき」を案内した。

また、同部隊が、仏領ポリネシア駐留仏軍が主催するHA/DR(人道支援・災害救援)に関する多国間共同訓練「MARARA24」に参加するにあたって、指揮官は『今次訓練に、輸送艦「くにさき」が海上自衛隊の部隊として初めて参加するとともに、海上構成部隊指揮官として多国籍部隊を統制し、着上陸、乗船隊及び人命救助訓練等を通して、島嶼における人道支援・災害救援活動の演練を実施しました。訓練を通じ、災害対処能力の向上、参加国との相互理解の増進及び信頼関係の構築を図りました。海上自衛隊は、国際緊急援助活動への備えも欠かさず実施し、自由で開かれたインド太平洋の実現へ向け引き続き、任務に従事してまいります』との旨を述べた。

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