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日本の総合商社である丸紅株式会社は、インドネシアにおけるタイヤ小売チェーンの経営権を取得したことを発表した。

丸紅では、2006 年にタイの「B-QuikCo.,Ltd.(BQ)」、2016 年にメキシコの「Radial Llantas S.A. de C.V.」と、消費者へ直結するタイヤ小売事業への参画を積極的に進めてきた。BQ 社はタイ国内で 166 店の直営店舗を展開する独立系最大手のタイヤ小売チェーンとなっており、交換用タイヤ販売のトップシェアを持つなど、丸紅が参画してからは年間約 10 店のペースで店舗網を拡大し成長を続けており、2014 年にはカンボジアに進出して2 店舗を運営している。

今回は、インドネシアでタイヤ小売事業を展開する「PT. Trans Oto Internasional(TOI)」の経営権を、BQ通じて2020 年 4 月に取得し、商号を「PT. BQuik Otomotif Indonesia」に変更した。なお、TOI には2014 年に資本参画しており、タイヤなどの消耗品の交換やメンテナンスサービスを提供していた。今回の経営権取得を経て、BQ がタイで構築した小売事業のノウハウを活かし、インドネシアにおけるタイヤ小売事業の更なる拡大を目指していく。

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