ベトナムの首相が訪米、トランプ大統領と会談

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ベトナム政府は、ベトナムの実質的なNo.3であるグエン・スアン・フック首相が、アメリカのトランプ大統領からの招聘を受けて訪米する事を発表した。

アメリカに訪問するフック首相は、両国間における同盟関係を確認するとともに、経済・貿易・防衛分野における協議を実施する予定。ベトナム政府では、南シナ海の領有権問題で中国政府と争っているため、防衛分野における協力を最重点として協議する予定である。トランプ大統領もベトナム政府との関係を強化する方針であるため、ベトナムへの武器供与などにおいて具体的な協力が申し渡される見込みである。
アメリカ政府からは、ベトナム国内における人権問題を指摘するレポートが発表

フック首相の訪米に先駆けて、在アメリカのベトナム大使館の大使とアメリカ合衆国の下院外交委員会のアジア太平洋小委員会のテッド・ヨホ議員は会談を実施した。この会談においてヨホ議員から、アメリカのトランプ政権はベトナムとの関係を強化する方針である事が述べられ、両者は今後も関係強化のために協力していく事で合意した。