ベトナムのアジア太平洋へのアメリカ介入支持を中国は批判

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中国外務省は、ベトナム政府がアジア太平洋にアメリカ政府が介入する事を支持する旨の見解を示した事に対して、アメリカ政府はこの地域に介入するべきではないとの見解を示した。

ベトナム政府とアメリカ政府は、第七回アメリカ・ベトナム防衛政策対話を10月17日に開催していた。この対話においてベトナム政府は、アメリカ政府がアジア太平洋地域における安全と平和を維持するための活動を行う事を支持し、協力していく方針である事が述べられた。両政府は、現在の防衛協定は効果的に実施されている事を確認し、今後も両国間で締結されている防衛協定などを元として軍事連携を強化していく事で同意した。また、海洋安全保障・人道援助・国連の平和維持活動・教育などの関する分野の協力方法に関しても議論が行われた。

中国政府は、この対話の際にベトナム政府が米政府のアジア太平洋への介入を容認した事を問題視しており、中国外務省で開催された19日の記者会見の際に「歴史が証明しているように、地域の安全と平和を守るためには、他国が介入すべきでなく、当事者達で守るべきである。」という旨の見解を発表した。