ベトナムは2014年上半期に34.5億米ドルの水産物を輸出

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ベトナムは水産資源が豊富な南シナ海に幅広く接しているため、水産資源に輸出は国の重要な産業である。農業省の発表によると、2014年上半期は前年同期に比べて24.2%増の34.5億米ドルの水産物を輸出する見込みである。今年6月単月の輸出額は5.36億ドルの見込みである。

水産品目の最大の輸入国はアメリカであるが、近年はEU向け輸出も伸びている。EU向け輸出は全体の約18%(11.8億米ドル)を占めており、ベトナム水産物の三大輸入国の一つである。 EU向け輸出の種類で最も多額だったのはエビの4.09億米ドルである。

好調な輸出先は米国だけでなく日本周辺のアジア地域においても以下の急激な増加を見せている。
日本向け:8.36パーセント
韓国向け:45.92パーセント
中国向け:51.74パーセント

現在、ベトナムは中国と南シナ海の領有権問題で争っているが、この様にベトナムにとっては水産物輸出は国にとって重要な産業のため、容易に譲歩する事は出来ない状況だ。水産物輸出が好調であればあるほど、中国の領有権問題で激しくぶつからざるを得ないため、今後も領有権問題は続いていく見込みである。