第10回ベトナム子ども映画選手権が開催

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在ベトナム日本大使館は、国立映画センターにおいて「第10回ベトナム子ども映画選手権」を9月20日に開催した事を発表した。

ベトナム子ども映画選手権とは、越日特別大使である杉良太郎氏の提唱により開始されたものである。この選手権では、子どもたちが映画制作を通じて社会に出るまでの目標や目的等を持てるようになる事を目的としている。参加者達は最大3人で1つのチームを作り、3分間という短い時間の中で、その年のテーマに対する自分達の思いを込めて作品を制作する。今年のテーマは「私が嫌いなこと」であり、ベトナム全土より多数の作品が投稿された。なお、昨年のテーマは「わたしが幸せをかんじるとき」であった。

開催された映画選手権では、作品が上映された後に審査員による厳正な審査が行われた。1位はハノイ市のファン・チューチン中学校の学生が制作した「The Gift」が選ばれた。2位にはタンロン中学校の学生の「Please understand me」、3位にはチュー・ヴァン・アン高校の学生の「壊れた心」が選ばれた。表彰式には杉特別大使も参加し、入賞者に対しトロフィーなどを授与した。この上位3位に入賞した作品の制作者は、日本で11月に北海道で開催される「2016年アジア国際子ども映画祭」へ招待される予定である。