ベトナムのインフラ整備に日本の国土交通大臣がトップセールス
このページの所要時間: 約 1分1秒
石井国土交通大臣は8月5日から8日の日程でタイ・ベトナム出張を実施しており、この出張中にベトナム政府高官との会談およびトップセールスを実施した事をベトナム政府と日本の国土交通省は発表した。
ホーチミン市長のフォン・ホーチミン市人民委員長との会談においては、最大商都であるホーチミンで計画されている地下街の開発と交通インフラ整備に関するトップセールスを実施した。ホーチミン市長からは、日本政府の今までの協力に感謝の意が述べられるとともに、地下街の開発に関しては日本企業が参画する事への期待が述べられた。
クオン農業農村開発大臣との会談においては、ベトナムの防災対策や水資源対策に関しては、日本政府は制度構築支援などを通じて従来通りの支援を継続していく事が確認された。また、水資源分野と水防災に関する技術協力の覚書を締結した。
ギア交通運輸大臣との会談においては、ベトナム国内において予定されている高速鉄道・都市鉄道・空港・道路などの各交通インフラ整備案件に対するトップセールスを実施した。ベトナム政府側からは、日本のインフラ整備支援に期待をしている事が述べられ、今後も協力を継続していく事で合意した。