日本大使がベトナムのヴィンフック省人民委員長との会談を実施
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在ベトナム日本大使館は、日本大使がベトナムのヴィンフック省に7月6日に訪問しグエン・ヴァン・チー同省人民委員長との会談を実施した事を発表した。
ヴィンフック省は扇形をした紅河デルタ地方の要に位置しており、ハノイ首都圏を構成すると共に北部重要経済地域に指定されている。このヴィンフック省の戦略目標は「2020年までにより先進的な工業地帯となる、21世紀のヴィンフック市形成」であり、海外からの投資を積極的に受け入れている。
今回の会談では、日本の深田大使より前回(2014年8月)に訪問して以来の2年間でヴィンフック省への日本企業の進出が進んでおり大変喜ばしいとの旨が述べられた。また、第三タンロン工業団地の計画が進んでおり、ヴィンフック省に大変期待している旨も述べられた。
両者の会談後には、ヴィンフック省に進出している日本企業の約20社とJETRO・JICA・ベトナム日本商工会・ベトナム商工会議所の参加のもとで、深田大使とチー人民委員長も加わり日本企業の投資・経営に関する会議を共催した。この会議では、日本企業からは電力供給の安定・ジャパンテスク設置などのヴィンフック省に対する意見・要望が述べられた。ヴィンフック省からは意見・要望等に関してはヴィンフック省としてしっかりと対応するとともに、中央政府にも意見を共有する旨が述べられた。