ベトナムのカインホア省への外国人観光客が増加
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ベトナム政府は、ベトナムの南中部に位置するカインホア省への外国人観光客が増加しており、今年の5月までに訪れた人が前年比で14.3%であった事を発表した。
カインホア省はベトナムの南中部に位置しており、穏やかな気候と自然に恵まれており、特に省都のニャチャンは高級リゾート地として質の高いサービスを受けられるとして国内外の旅行者達には人気のエリアである。日本政府もカインホア省との関係は深く、草の根・人間の安全保障無償資金協力の「カインホア省総合病院小児科医療機材整備計画」として小児科の医療環境を改善するために、医療器材の贈与を行った実績もある。
ベトナム政府の発表によると、今年の1月から5月までの5か月間において、カインホア省に訪れた外国人観光客の数は、前年比で14.3%となり約160万が訪れていた。訪れる観光客は中国人とロシア人が多く、滞在日数は平均で4日程度であった。観光産業の収益は約2.7兆ベトナムドン(約130億円)であった。なお、昨年度の年間における観光客数は410万人であり、観光産業の収益は約7兆ベトナムドンであった。