ベトナムのプラスチック会社が熊本地震義援金を贈呈
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ベトナムの大手プラスチック製造メーカである「アンファットプラスチック・グリーン環境株式会社」は、熊本地震の被災者に向けて義援金を1万米ドル贈呈した事を発表した。
「アンファットプラスチック・グリーン環境株式会社(An Phat Plastic and Green Environment Joint Stock Company)」は、日本へプラスチック関連製品などを輸出しており、日本とは繋がりが深い企業である。アンファットプラスチック社では、4月14日に発生した熊本地震で被害を受けた人々に対して哀悼の意を示していた。この地震では多数の被災者が発生し日本に多大な損失をもたらしたことから、助け合いの精神のもとで日本の復興を支援するために、義援金を贈呈する事を決定した。
この義援金は、アンファットプラスチック社のズオン会長などが27日に在ベトナムの日本大使館へ訪問し、日本の経済公使に託す形で贈呈した。贈呈する際にズオン会長は「アンファットプラスチック社は、日本市場向けに製品を輸出し日本と関係が深い企業です。そのため、義援金を送ることを決定しました。この義援金が被災された方々のお役に立つことができれば幸いです。なお、東日本大震災の際にも、支援活動をさせていただきました。」と述べた。義援金を受け取った日本公使からは「日本政府を代表し、感謝申し上げます。この義援金は速やかに本国に送金します。」と述べられた。