日本のプラスチック・樹脂製造会社がベトナムでの事業展開を拡大

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日本の政策金融機関である株式会社商工組合中央金庫(商工中金)は、プラスチック・樹脂製品などの製造を行う「あけぼの化成株式会社」の、ベトナム現地法人の事業拡大に必要な資金を融資することを発表した。

あけぼの化成株式会社は、プラスチック・樹脂製品などの製造・販売を行っており、一貫生産体制(企画設計・金型製作・押出成形・二次加工)を整えているのが特徴であり、自動車業界・家電業界・建材業界などに向けて多様な製品を製造していう。この会社では、顧客からの要望に応える形でベトナムに現地法人「あけぼの化成ベトナム(AKEBONO KASEI VIETNAM CO.,LTD)」を設立し、海外生産も行っている。

あけぼの化成では、ベトナムで木製パレットからの切替需要が増加しているため、ベトナム現地法人における生産体制を強化し売上の伸長を目指す事業計画を策定した。商工中金では、この海外事業計画を高く評価し日本の産業力強化に繋がると判断したため、近畿大阪銀行と協調のうえで必要資金5千万円を融資することを決定した。