日野エンジのベトナム進出を国際協力銀行が支援
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トータルコンピュータシステムや各種電子部品の製造・販売を行う中小企業である株式会社日野エンジニアリングはベトナムへの進出を進めているが、この進出を支援するため、株式会社国際協力銀行(JBIC)は多摩信用金庫との協調融資により107,000米ドルを融資することを発表した。
株式会社国際協力銀行(JBIC)では、2013年1月11日閣議決定した「日本経済再生に向けた緊急経済対策」を踏まえて、日系企業の海外展開を支援することなどを目的として「海外展開支援出資ファシリティ」を創設しており、今回の融資はこの一環として実施される。今回の融資は、日野エンジニアリングのベトナムの法人「SFV」(Sun Field Vietnam Co., Ltd.)に対して実施される。融資された資金は、SFVがベトナムのビンズオン省における工場設備の増設や各種電子部品の製造・販売事業に使用される。
国際協力銀行は、今後も日本の公的金融機関として、ベトナム等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく方針であることを表明している。