ベトナム産マンゴーが日本に初上陸
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G-7ホールディングスのグループ会社であるG7ジャパンフードサービスは、日本で初めてベトナム産マンゴーの輸入を開始することを発表した。輸入したベトナム産マンゴーは、G-7ホールディングスのグループである農産物直売所「めぐみの郷」の店舗や食品スーパーで販売を開始し、大手小売店にも卸す予定である。
ベトナム産マンゴーの輸入は、9月16日に実施された日・ベトナム首脳会談において合意されていたものであり、日本はマンゴーを輸入することを合意した代わりに、ベトナムに日本産リンゴの輸出を行う。この合意にもとづき、両国の農林水産省などの関係機関による受け入れ準備が進められていたが、ベトナムの工場が農林水産省からの検査に合格したことにより、今回の輸入が実施されることとなった。
今回のG7ジャパンフードサービスが輸入するベトナム産マンゴーは、CatChu種という品種でベトナム南部のメコンデルタ地方にあるDong Thap省の契約農園で栽培されているものである。重さは平均して300~400gで糖度は20度前後あり、沖縄産のアップルマンゴーでも平均12~15度に比べると非常に甘みのあるマンゴーとなっている。品質は、農業生産工程管理のGAPを保持しており、日本向け品質基準にあわせて農薬や肥料などの管理徹底を図っており安全、安心、高品質なマンゴーを出荷している。一般消費者の人にとっても、お求め安い価格帯で販売できる予定となっている。
G7ジャパンフードサービスは、日本での初めての出荷は10月下旬を予定しており、年間を通しての輸入を予定している。