ベトナムとアメリカは防衛政策検討会談を実施
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ベトナム政府は、訪米している国防副長官がアメリカ政府との軍事連携を深めるための方策を検討する「ベトナム・アメリカ防衛政策検討会談」をワシントンで実施したことを発表した。
この会談では、南シナ海を含むアジア太平洋地域の現状について話し合われた。現状は、様々な国が自国の領有権を主張しているため複雑な状況に陥っているが、国際法に反する行為および請求は認められるものではなく、平和的手段により解決していくべきだとの認識で両国は同意した。
二国間の関係に関しては、両国の指導部が合意した方針により軍事連携を強めるために、民間の防衛産業を含めた協力を推し進めていく事で合意した。また、純粋な軍事分野以外においても協力していく事で合意した。今回新たに話し合われた分野は、兵士の遺骨収集・不発弾および地雷の撤去・土壌のダイオキシン汚染対策・救命活動などの平和維持活動などである。
両国は今後も同様の会談を定期的に実施する事を決定し、世界の平和と安全のために両国は引き続き協力していくことを表明した。