日本はベトナムの災害対策を支援

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日本の国土交通省は3月18日に、ベトナムのアン・ヴァン・タン農業農村開発省副大臣による、うえの国土交通大臣政務官への表敬訪問を受けたことを発表した。

この表敬訪問を受けた際に、うえの政務官からは、2013年に大臣間で署名された防災協働対話の枠組みに関する覚書に基づく協力について順調に進んでいることなどを伝え、今後も関係機関とともに協力を進めていきたい旨を伝えた。タン副大臣からは、これまでの国土交通省の支援によるセミナー開催や現在派遣しているJICA専門家について感謝の旨を伝えられ、両者は両国の協力をさらに進展させていくことで一致した。

昨年の8月5日には、日本の国土交通大臣政務官とアン農業農村開発省副大臣は会談を実施している。この会談では、ダム運用管理の高度化などのダム再生の分野で日本の技術・経験が有効である旨を提案しており、フエ省を中心としてダム運用管理の高度化を実施し、水防災分野における二国間の協力をさらに発展させることで両者は合意している。

現状では、JICAが「災害に強い社会づくりプロジェクトフェーズ2」として2013年8月26日から2016年8月25日までの期間で、ベトナムの災害対策を支援している。ベトナムにおける水防災分野の対策は、両国は共同で対策を実施することを約束していることからも、今後も同様の支援が継続して行われる見込みである。