千葉県はベトナム経済ミッションを実施、経済・技能実習制度を把握

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千葉県の商工労働部経済政策課は、ベトナムの経済状況や技能実習制度の現状を把握するために現地に訪問する「千葉県ベトナム経済ミッション」に参加する者の募集を開始した。

近年のベトナムは高い経済成長が続き豊富な人材を有しているため、魅力的な投資先であるとともに日本国内での外国人材活用の観点からも関心の高い国となっている。そのため千葉県は、ベトナム現地に訪問してベトナムの経済状況や技能実習制度の認定送出機関に関しての現状を把握することが可能となるミッションを実施することを決定した。

このミッションは、11月19日から23日の3泊5日の日程で実施される。訪問地域は、ハノイとゲアン省ビン市とそれぞれの周辺地域となる。予定している訪問先は、工業団地(ドンバンIII工業団地、VSIPゲアン工業団地、WHAゲアンIZ)、千葉県内進出企業(ミナトゴム株式会社、株式会社市川環境エンジニアリングの現地法人)、技能実習生送出機関(LACO労働協力有限会社、LOD)、となる。募集定員は25名となる。

募集対象は、千葉県内に本社又は事務所・事業所がある製造業の経営者・従業員、経済関係団体などとなる。千葉県からの同行者は、商工労働部経済政策課副参事などの4名となる。費用負担は、主催者側の負担はミッション中のバス移動費・通訳費など、参加者側の負担は往復とベトナム国内移動時の航空運賃・宿泊費・食費・行程に含まれない移動費などとなる。