自衛隊がベトナムにサイバーセキュリティの支援

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日本の防衛省・自衛隊は、他国への能力構築支援事業として、ベトナムにたいしてサイバーセキュリティに関する支援を実施したことを発表した。

防衛省・自衛隊は、アジア太平洋地域の平和と安定を確保するための取り組みの一つとして、日米同盟を基軸としつつ、アジア各国への能力構築支援事業を行っている。ベトナムにおいても、様々な分野における能力構築支援事業を行っており、サイバーセキュリティに関する支援も、2017年12月に越国防省通信大学で実施しており、今回は第2回目となる支援が実施されることとなった。

第2回サイバーセキュリティセミナーは、ベトナム人民軍サイバーセキュリティ要員の15名にたいして、日本IBMセミナールームで3月11日から15日にかけて実施された。開催されたセミナーでは、陸上自衛隊通信学校の教官が暗号及び認証、ファイアウォール及び侵入探知システムについて教育し、民間の講師によるインシデントレスポンスに関する教育も行われた。