ベトナム子ども映画祭が開催、テーマは「迷惑をかけることとは」

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在ベトナム日本大使館は、2019年ベトナム子ども映画祭の作品の募集を開始したことを発表した。

在ベトナム日本大使館では、ベトナム教育訓練省と文化スポーツ観光省の協力を得て、中学生または高校生が制作した作品が対象となる、毎年「ベトナム子ども映画選手権」を開催している。この映画祭は、毎年11月頃に日本で行われる「アジア子ども映画祭」のベトナム大会として行われており、今年も優秀作品の制作グループには訪日の機会が与えられている。

参加する作品の条件は、テーマを「迷惑をかけることとは?ー自分だけがよければよいか?人のことも考えてあげられるか?」として、時間は3分となる。審査基準は、作品の「訴える力」を評価する。映画作品として優秀であるかどうかや、娯楽性の有無を評価するのではなく、技術的に未熟であっても、社会に影響を与える純粋で素直な心を映しだしたものを評価する。

作品を提出する先は、ハノイ、ホーチミン、カインホア省の学校に通う生徒は各学校または各省市の教育訓練局となり、この地域以外の学校に通う生徒はベトナム国際協力開発センター(CYDECO)となる。提出期限は、7月中旬頃となる。全国大会は、ハノイ市内で実施する予定である。