ベトナムで「日本への就労・留学正しい情報発信セミナー」開催
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在ベトナム日本大使館は、日本への就労・留学を希望するベトナムの人々に適切な情報を提供することなどを目的として、「日本への就労・留学正しい情報発信セミナー」をベトナムのゲアン省で開催したことを発表した。
このセミナーは、「日本に出会う、ベトナム北中部地域及びゲアン省カンファレンス」の一環として、開催されたものである。セミナーには、省内の高校・職業訓練校から約100人の生徒と留学斡旋業者や人材派遣会社が参加した。
ベトナム側からは、ゲアン省からの海外派遣労働者は2013年から18年に2万1千人、留学生は18年に460人と増加傾向にあることが説明され、ゲアン省人民委員会が中心となり各局が連携して悪質業者対策を行っていることなどが紹介された。日本大使館からは、技能実習制度や新たな特定技能など日本における就労資格の仕組みや送出機関の手数料の上限や悪質ブローカー対策等について説明が行われた。また、偽物の奨学金証書で多額の手数料を支払わせようとする悪質留学斡旋業者のトラブル等が発生していることを伝えて、注意喚起も行った。