ベトナムの日本語教師育成強化特別事業の第一期生が全課程を修了
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在ベトナム日本大使館は、「日本語教師育成強化特別事業」の第1回新規日本語教師育成講座の第一期生が全課程を修了したことを発表した。
「日本語教師育成強化特別事業」は、安倍晋三内閣総理大臣のイニシアティブにより開始された事業であり、アジアで3ヶ国選ばれた日本語教師養成重点国の一つであるベトナムでは2018年の後半から講座を実施していた。受講生たちは仕事や学業のかたわらで約4ヶ月間半にわたり土日集中で200時間の講座を受講し、この日18名が修了証を手にした。現職教師向け講座と合わせて、初年度は約180名のベトナム人日本語教師が日本語教育法を体系的に学習した。
第2回目となる新規日本語教師育成講座の受講生の募集も開始されている。第2回目は、2019年6月17日から7月26日までの約一か月半にわたり、国際交流基金ベトナム日本文化交流センターの別館で週5回のカリキュラムで実施される。講座は、教授法120時間と実習80時間の合計200時間となり、カリキュラムは「日本語教育についての基礎的な知識」「日本語を教えることについての基本的な考え方・新しい考え方」「技能」「教材分析」「ICTを活用した授業」「JFスタンダードの理解」を予定している。