日本とベトナムはTPP・RCEP・南シナ海問題等で協力推進

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日本の外務省とベトナムの外務省は、「日越協力委員会第10回会合」と「日越外相会談」を開催した事を発表した。

「日越協力委員会第10回会合」では、河野大臣からは、経済協力に関しては、日本政府と企業はロンタイン空港・高速鉄道・高速道路・エネルギー開発・消防・郵便・情報通信・廃棄物処理等の分野における「質の高いインフラ」整備で協力し、人材育成に関しては,日越大学や日本型高専教育を通じた協力を進めていきたい旨が述べられた。ミン副首相からは、日本の政府開発援助を通じた協力と日本の投資はベトナムの発展に貢献しており、今後もインフラ・人材育成・行政改革・気候変動対策などの分野を中心とした日本の支援を期待する旨が述べられた。両者は、TPPやRCEPを通じて自由貿易を推進していく意思を確認した。

「日越外相会談」では、河野大臣からは、両国は地域の平和と安定を確保していく重要なパートナーであり、日本政府が掲げる自由で開かれたインド太平洋戦略の実現のためにも、今まで以上に連携していきたい旨が述べられた。ミン副首相からは、地域と世界の平和と安定のためにも地域・国際場裡における連携を深めたい旨が述べられた。また、両者は南シナ海問題などの国際情勢に関しても意見交換を実施した。