西日本鉄道のベトナム・ホーチミン近郊の都市開発計画に支援機構が支援
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日本の国土交通省は、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)に対して、ベトナムのホーチミン市圏における都市開発事業に参画するための約19億円の出資を行う事を認可した事を発表した。
この出資が行われる事業は、西日本鉄道が出資参画するベトナムでの大規模都市開発事業「ウォーターポイントプロジェクト」となる。このプロジェクトは、ベトナムのロンアン省において、ベトナム南部の大手住宅デベロッパーであるナムロン・インベストメント・コーポレーションと現地の投資家であるタイビングループとタンヒップインベストメントと共同で行うものである。住宅開発と併せて公園・池・小学校等の公共施設や商業施設を開発し、このエリアから無料高速バスの運行を計画するなど公共交通と一体となったまちづくりを行う予定である。西日本鉄道としては、自社が今までに培ってきた大規模住宅開発やバス事業に係るノウハウを提供し、景観および交通利便性に優れた質の高い住宅を供給する予定である。
JOINでは、この西日本鉄道の取り組みを高く評価し、またベトナムにおけるバス事業ノウハウを蓄積する事などを目的として、出資を行う事を決定した。