ベトナムの技能実習生送出し機関を視察
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在ベトナム日本大使館は、永井次席公使が技能実習生送出し機関である「C.E.Oサービス開発株式会社」の視察を実施した事を発表した。
C.E.O社は、2012年に設立された技能実習生送出し機関であり、昨年は日本に1,000人以上の技能実習生を送り出している。このC.E.O社は、介護技能実習の試験的な実施がベトナム政府から認められた6つの送出機関のうちの1つであり、ベトナム海外労働者派遣協会から5つ星の評価を得ている。
永井次席公使は、技能実習の候補者達の教育訓練を視察し、激励の言葉をかけた。C.E.O社の幹部からは「当社としては責任を持って精一杯教育して良い人材を日本に送り出す」「ブローカーが入ると手数料が高くなり問題が発生するので、短大などと連携して直接募集している」「送出手数料は規定の3,600ドルである」「受入れ企業による面接後の家庭訪問を勧めており、実施できない場合は、代わりに当社で候補者の両親を集めて受入れ企業や受入れ条件の説明を行っている」「帰国技能実習生に対して、グループで採用したり、希望に応じて日本語レベルが高い人には無料で企業の紹介を行ったり、無料で日本語教育を行っている」等の説明が行われた。