日本の農業振興施策を学ぶためにベトナムから関係者が来日

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静岡県は、ベトナムから日本の自治体の農業振興施策を学ぶために来日するベトナムのゲアン省農業農村開発局技術管理部副部長などが、静岡県の農林水産戦略監を表敬訪問する事を発表した。

日本政府とベトナム政府の間では、2014年から「日越農業協力対話」が開始されており、ゲアン省がモデル地域の一つとして選定され、フードバリューチェーンの構築を進めていくことが合意されていた。この合意をもととして、国際協力機構(JICA)による「ゲアン省農業振興開発計画策定支援プロジェクト」が2015年10月から実施されている。このプロジェクトの一環として、ベトナム国ゲアン省における農業のフードバリューチェーンを構築するために、日本における先行事例や実際の取組を調査し学習することを視察目的として、ゲアン省農業農村開発局技術管理部副部長などが7月29日から8月11日にかけて来日することとなった。

来日する一団は、JICA関係者を伴って、8月6日に静岡県の農林水産戦略監に表敬訪問する。一団は、静岡県内では県庁で静岡県の農業施策について説明を受けた後、農林技術研究所果樹研究センターやJAのアンテナショップや道の駅などの視察を行う。