福岡県がベトナム・ハノイと協力関係発展の覚書締結
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福岡県は、ベトナムに訪問している小川洋知事をはじめとする福岡県・ハノイ市友好提携10周年記念訪問団が、ハノイ市長との間で「日本国福岡県とベトナム社会主義共和国ハノイ市との友好・協力関係の更なる発展に関する覚書」を締結した事を発表した。
福岡県とハノイ市は友好提携を締結しており、環境・青少年・経済などの分野で交流を進めており、環境分野では2015年に福岡県の技術支援により環境に配慮した「福岡方式」による廃棄物処分場がハノイ市に竣工していた。あた、青少年分野では高校生の相互派遣や修学旅行などの人的交流が拡大していた。
この交流を促進させる活動の一環として、小川洋知事をはじめとする一団がベトナムに訪問しており、27日に小川知事はハノイ市長との間で、両者の友好・協力関係の更なる発展に関する覚書を締結した。この覚書では、今までの実績を踏まえて、両地域のさらなる交流拡大を図るため、新たに農業分野の交流を進めていく事に合意しているものである。また、小川知事はホアン・チュン・ハイ・ハノイ市共産党委員会書記とも会談を実施し、両地域の10年間の交流実績を高く評価するとともに、今後もさらなる友好・協力関係を発展させていくことを確認した。