日本はベトナムと建設・都市開発分野の協力深化
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日本の国土交通省は、ベトナムの建設省との間で「建設・都市開発分野に関する協力に係る覚書」に署名し更新した事を発表した。
日本の国土交通省とベトナムの建設省の間では、平成27年1月に「建設・都市開発分野における協力についての覚書」を締結して、協力を進めていた。この覚書に基づく協力は今年の1月に終了していたが、ベトナム側からは日本の下水道・都市開発等の建設・都市開発分野におけるニーズが高いことから、新たに「国土・地域空間計画」の協力を含めた覚書の更新が行われる事となった。
今回の覚書の対象分野は「建設分野における国内法制度の整備、政策立案・実施」「ベトナムにおけるエコシティプロジェクトの促進」「下水、排水、汚水管理」「人材育成を含む建設産業の振興」「積算手法、契約管理」「維持管理を含む建設工事に係る品質・安全管理」「住宅・不動産市場整備」「都市計画・都市再開発」「国土・地域空間計画」「建設・都市開発分野における研究・技術開発」となる。協力する期間は、平成33年5月までを予定している。両国はこの覚書に基づいて、協力関係を一層促進していく方針である。