EPA看護師・介護福祉士候補者の受入れ事例が公開
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在ベトナム日本大使館は、日本・ベトナム経済連携協定(EPA)に基づいて来日する看護師候補者・介護福祉士候補者が今年は219人となる見込みである事と、ベトナムの看護師候補者・介護福祉士候補者を受け入れている日本の施設からの感想などを公開した。
日本政府は、ベトナム政府と2008年に「日本・ベトナム経済連携協定」に署名し、2014年からは日本で働くベトナム人の看護師候補者・介護福祉士候補者を毎年受け入れている。訪日した看護師候補者・介護福祉士候補者は、日本各地の病院や社会福祉施設で働いており、2018年の今年は219人の候補者を受け入れる予定である。
この制度に基づいたベトナムの看護師候補者・介護福祉士候補者を受け入れている日本の2つの法人から、候補者の就労の様子や施設の支援などが公開された。公開された資料によると、受け入れて良かった事として、職員の協調性が強くなった、異文化の情報を近くで得られる、世界に目を向けられるようになる、他のスタッフへの良い刺激につながっている、等が挙げられている。また、はじめて受け入れる施設に対するアドバイスとしては、利用者や家族への理解のためにEPA候補生を受入れることを手紙や掲示物等で周知、個人差があるため根気よく見守る、習慣や文化の違いを理解する、本人や家族の病気・慶弔時の支援、等を挙げている。