国土交通副大臣がベトナム首相と会談、鉄道・航空等の協力深化

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日本の国土交通省は、あきもと国土交通副大臣がベトナムに5月11日から14日にかけて出張し、ベトナム政府要人との会談やラックフェン港コンテナターミナルオープニングセレモニーに出席した事を発表した。

あきもと国土交通副大臣は、ファン・ティ・ミー・リン建設副大臣と、11日に会談を実施した。この会談では、北ハノイ地区のスマートシティ、ベンタイン地下街開発、下水道分野について意見交換を実施し、これらの分野について両国間の協力関係を強化していくことで合意した。

グエン・ヴァン・コン交通運輸副大臣とは、13日に会談を実施した。この会談では、ロンタイン新国際空港事業、南北高速鉄道建設計画、ハノイ都市鉄道事業、等のプロジェクトに関しての意見交換を実施し、引き続き両国は連携しながらプロジェクトを円滑かつ着実に推進していくことで合意した。

グエン・スアン・フック首相と13日に会談を実施した。この会談では、日本とベトナム間の協力の象徴的プロジェクトであるラックフェン港の開港に祝意を述べるとともに、鉄道・道路・航空・都市開発等の分野におけるプロジェクトを通じて、両国間の協力関係を強化していくことで合意した。

ラックフェン港コンテナターミナルオープニングセレモニーには13日に出席した。このセレモニーは、商船三井、伊藤忠商事が参画しているハイフォン国際コンテナターミナル会社が主催したものであり、あきもと副大臣は、日本とベトナムのますますの発展への期待を述べた。