海上保安庁はベトナム海上警察を支援

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日本の海上保安庁とベトナム海上警察は、今後のベトナム海上警察に対する支援等について協議するため「第4回実務者会合」を4月16日から17日にかけて実施した事を発表した。

日本政府とベトナム政府は、両国間における海上警備の協力を進めていく事に合意し、2015年に「海上保安庁・ベトナム海上警察・第1回実務者会合」を開催していた。その後も実務者会合を継続して開催し、両国間における協力方法等に関して協議を進めていた。今回は第4回目となる会合が開催される事となった。

今回の会合の代表者は、海上保安庁側は総務部国際・危機管理官が務め、ベトナム海上警察 側は副司令官が務めた。16日は、ベトナム海上警察による海上保安庁長官への表敬訪問が行われ、第4回日越海上保安機関実務者会合が開催された。17日には、海上保安庁の羽田航空基地・羽田特殊救難基地の施設見学が実施された。

今回の会合で協議された内容は、2016年の第2回日越海上保安機関実務者会合において合意された、「ベトナム海上警察に対する協力推進計画」(2016年~2021年の5ヵ年計画)の進捗状況等を確認したうえで、巡視船の派遣やワークショップの開催を柱とする2018年度の協力計画に関して合意された。