福岡県はベトナムに訪問する青少年を募集
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福岡県は、平成30年度青少年派遣事業「青少年アンビシャスの翼」に参加してベトナムに訪問する青少年の募集を開始した事を発表した。
福岡県では、21世紀を担う青少年の育成を行う事などを目的として、「青少年アンビシャスの翼」事業として平成29年度から国際ワークキャンプへの青少年派遣事業を実施している。国際ワークキャンプとは、海外の青少年と寝食を共にしながら、海外で起きている課題に対し多様な国の人々と協働し、課題解決を図る合宿型ボランティア活動である。平成29年度の活動では、ベトナムの水上家屋が多い地域で、浄水器作製やはしご作りなどのボランティアに挑戦していた。
平成30年度も、「青少年アンビシャスの翼」が実施される事となり、青少年20人をベトナムに派遣する。募集期間は3月29日から4月18日までとなる。募集人員は20人となり、対象となる者は平成30年4月1日時点で満15歳から満17歳(平成12年4月2日から平成15年4月1日生まれの者)で、高等学校もしくはそれに準ずる学校に在籍しており、申込み時点で県内に在住している者となる。参加費は3万円となり、他に研修施設までの交通費・食費・渡航手続費・海外旅行保険料等3万円程度が必要となる。
予定しているプログラムは、ベトナム派遣と派遣前後の国内研修を予定している。国内研修は、事前研修として3回、事後研修として2回する予定である。ベトナムへの派遣は、2班に分けて実施され、第1班が7月21日から30日、第2班が8月4日から13日の日程で実施される。予定している活動内容は、浄水器作製・水上家屋の修繕・海外の青少年や地域住民との文化交流等となる。なお、宿泊は海外の青少年とともに現地ボランティアハウスに宿泊する事となる。