シャープがベトナムで太陽光発電所(メガソーラー)の建設受注

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シャープ株式会社は、ベトナムのトゥアティエン・フエ省における太陽光発電所(メガソーラー)の建設を受注した事を発表した。

この受注は、エネルギー・不動産・農業・教育などを手掛ける複合企業「タン・タン・コン・グループ(Thanh Thanh Cong Group:TTCグループ)」傘下の、「Gia Lai Electricity Joint Stock Company(GEC)」社より受注したものとなる。TTCグループとGEC社とは、2月23日に現地で調印式を実施した。

発電所の出力規模(モジュール容量)は約48MW-dcとなり、年間予測発電量は年間で約61,570MWh、ベトナムの一般的な家庭の年間消費電力量で換算すると約32,628世帯分となる。想定温室効果ガス排出削減量は年間で約20,503tCO2となり、着工は2月から開始し、完工・運転開始は2018年9月を予定している。

ベトナム政府では、太陽光発電の施設容量を2030年までに12,000MWに引き上げることを計画しているため、シャープはこの発電所の建設を契機としてベトナム各地への太陽光発電所の設置を積極的に提案し、再生可能エネルギーのさらなる普及に貢献していく方針である。