外務副大臣がベトナム訪問、昨年は日本がベトナムへの投資1位

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外務省は、中根一幸外務副大臣がベトナムに1月26日・27日・30日に訪問し、ベトナム政府高官との会談やフェスティバルへの参加や円借款事業への視察を実施した事を発表した。

中根外務副大臣が会談などを実施した相手は、ミン副首相兼外相、タン・ホーチミン国家政治学院長、クアン共産党中央対外委員長、フォン・ホーチミン市人民委員長などとなる。これらの会談では、

日越外交関係樹立45周年を迎える今年は両国の「広範な戦略的パートナーシップ」の関係を更に強化していきたいとの考えを述べたうえで、「自由で開かれたインド太平洋戦略」のもとで、安全保障分野やインフラ整備などの協力を具体化していきたい旨を述べた。また、昨年には日本が第1位の投資国になったことに触れて、日本の投資家に対する支援に感謝する旨を述べた。ベトナム政府高官たちからは、中根副大臣のベトナム訪問に歓迎の意が示され、日本からの投資やODAはベトナムの発展に大きく貢献しており、今後も投資やインフラ整備の面からの協力を促進したい意向が述べられた。また、TPP11交渉を含む地域・国際課題における日本のリーダーシップと貢献を高く評価する旨も述べられた。

中根外務副大臣は、第5回ジャパン・ベトナム・フェスティバル(JVF)に出席し、開会式後のレセプションで挨拶を行った。また、円借款にて支援しているホーチミン市都市鉄道1号線建設サイトの視察も行った。