神奈川県はアルミ箔の製造企業のベトナム進出を支援
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神奈川県は、神奈川県内でアルミ箔・紙・フィルム食品容器等の製造及び販売を手掛ける株式会社シンメイのベトナム進出を支援し、1月から生産を開始した事を発表した。
神奈川県では、県内の中小企業の海外における生産拠点設置を支援するため、ベトナムの特定の工業団地に進出する県内企業に対して、県と関係機関等が進出の準備から操業後まで総合的にサポートする「神奈川インダストリアルパーク事業」を実施している。この事業の対象となる工業団地は、フンイエン省の第二タンロン工業団地、フンイエン省のフォーノイA工業団地内IDI第1、3レンタル工場、ハナム省のドンバン3工業団地、ロンアン省のタンキム工業団地及びタンキム拡張工業団地内KIZUNAレンタルサービス工場となる。
株式会社シンメイは、この「神奈川インダストリアルパーク事業」を活用し、ベトナムに現地法人「SHINMEI VIETNAM CO.,LTD」を設立し、今年の1月から生産を本格稼働させた。現地の従業員は50人であり、順次現地で採用していく予定である。製造しているのは、アルミ箔食品容器等となる。
このベトナム進出は、日本貿易振興機構と横浜銀行も協力している。このシンメイの進出により、「神奈川インダストリアルパーク事業」を活用してベトナムへ進出した県内企業は、4社目となった。