ベトナムとサイバーセキュリティ・電波監視・スマートシティで協力
このページの所要時間: 約 1分9秒
日本の総務省は、ベトナム情報通信省と「第1回日ベトナムICT共同作業部会」をベトナムの首都ハノイで1月25日に開催した事を発表した。
日本政府とベトナム政府間では、2017年3月に高市総務大臣(当時)とベトナムの情報通信大臣が両国間における協力関係を更に発展させる事などを目的として、作業部会を設置することに合意していた。この合意に基づいて、第一回目となる会合がハノイにあるベトナム情報通信省で開催される事となった。
日本側からは、国際戦略局次長・国際展開支援室長やICT関係企業などが参加し、ベトナム側からは、情報通信省国際協力局次長などが参加した。会合では、「サイバーセキュリティ」「電波監視」「スマートシティ」の各分野における日本とベトナム間の協力に関して協議が行われた。
「サイバーセキュリティ」の分野に関しては、両国間の協力関係を強化し標的型サイバー攻撃対策に係る継続的な協力を行うことを確認した。「電波監視」の分野に関しては、ベトナムにおける短波監視システムに関する協力を両国間で今後も議論を続けることを確認した。「スマートシティ」の分野に関しては、ベトナムにおけるスマートシティ建設に関する評価指標策定について日本からも必要な支援を行うことについて合意した。
次回の会合は、2018年度中に東京で開催される予定である。