ベトナム総参謀長と自衛隊の陸上幕僚長が会談
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ベトナム政府は、ベトナム人民軍の総参謀長であるファン・バン・ザン将軍と日本の陸上自衛隊の陸上幕僚長である山崎幸二氏が会談を8日に実施した事を発表した。
会談でザン将軍は、「日本とベトナムの間における国防分野の協力は効果的に進められてきました。特に両国の陸軍における協力は、両国の友好関係の強化に重要な貢献をしてきました。」との旨が述べられた。山崎陸上幕僚長は、「ベトナムへの訪問は喜ばしい物であり、ベトナムの土地や人々に関して学んでいます。」との旨を述べた。両者は、防衛政策や共有している懸念事項や地域・国際問題に関する意見交換を実施した。
近年のベトナム政府と日本政府は、南シナ海で強硬的な開発を進める中国政府を念頭に置き、両国の陸軍・海軍・空軍における協力を深化させ、ハイレベル交流も積極的に実施している。海軍における交流では、ベトナムの要衝であるカムラン湾に日本の護衛艦が寄港している。空軍における交流では、航空救難分野における協力などを進めている。