日本はベトナムの孤児の社会進出を支援

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在ベトナム日本大使館は、日本政府がベトナムの孤児たちの社会進出を支援するために、ハノイ市内にある孤児院に2階建ての職業訓練棟を建設する支援を実施する事を発表した。

ベトナムのハノイ市カウザイ区にあるバックラー孤児院では、2歳から18歳までの孤児約 110 名を受け入れており、子どもたちが将来自立できるように専門スキルの取得を奨励している。孤児たちは、13歳に達した段階から電気・手工芸・料理等の職業訓練を行っているが、使用している作業室は1987 年の同孤児院建設時に労働者の宿舎として暫定的に建てられたものであるため、劣化や漏水等がみられており安全面からの危険な状態にあった。そのため日本政府は、ベトナム政府との友好関係を鑑みて、孤児院に職業訓練棟を建設する支援を実施する事を決定した。

この支援は、平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「バックラー孤児院職業訓練棟建設計画」として、83,186米ドルが供与される。開催された署名式では、梅田日本大使とバックラー孤児院院長との間で贈与契約が締結され、杉良太郎日越・越日特別大使とハノイ市労働・傷病兵・社会局副局長も立ち会った。署名式で梅田大使は「本事業を通じて、ひとりでも多くの子どもたちがその可能性に挑戦し、明るい未来を切り開いていく一助となれば幸いです。」との旨を述べた。