ベトナムのカインホア省と経済・観光分野の協力強化
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在ベトナム日本大使館は、梅田邦夫大使等がカインホア省を公式訪問し、レー・ドゥック・ヴィン省人民委員長と会談を実施した事を発表した。
ヴィン人民委員長と会談した梅田大使は、全日本柔道連盟がベトナムに柔道畳110畳と柔道着50着を寄贈した際にカインホア大学で寄贈式が実現された事と、海上自衛隊護衛艦「いずも」と「さざなみ」がカムラン国際港に寄港した事への協力に感謝の意を述べた。ヴィン人民委員長からは、日本企業による投資案件はカインホア省で既に6案件が実施されており、今後は日本が強みを有するハイテク農業分野・水産加工・造船技術における投資を増やしていきたいとの旨が述べられた。また、両者は住友商事の石炭火力発電やダバック漁港整備についても意見交換を実施した。
観光分野に関する協力に関しても協議され、ヴィン人民委員長からは日本の観光客を増やしたいと旨の発言が行われ、梅田大使は日本の観光会社をカインホア省に招待して現地の魅力を宣伝して頂きたいとの旨を述べた。
ベトナムの中南部に位置し南シナ海に接するカインホア省では、ニャチャン湾を中心としてビーチリゾートの開発が進められており、観光分野の成長率が年20%となっている。