ベトナムに商用数次査証の発給基準緩和と投資環境整備を要請
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日本の外務省は、日本に訪問中のベトナムのブイ・タイン・ソン外務次官と薗浦健太郎外務副大臣が22日にワーキングランチを実施し、日本とベトナム間における協力関係強化のための意見交換を実施した事を発表した。
薗浦外務副大臣からは、日本とベトナムは広範な戦略的パートナーシップの元で協力関係を拡大していき、両国の国民の間における相互理解を深めていきたい旨が述べられた。経済問題に関しては、日本人に対する商用数次査証の発給基準緩和に関する要請と、投資環境整備の要請を実施した。地域情勢に関しては、北朝鮮によるミサイル発射問題に触れて、安保理決議の実効性の確保や拉致問題の解決等に向けてベトナムと連携したい旨を述べた。
ベトナムのソン外務次官からは、今年の春に日本の天皇皇后両陛下がベトナム訪問を実施した事は両国関係の更なる発展が促進される事となり、6月にはベトナムのグエン・スアン・フック首相が日本に訪問するため、両国間の更なる協力を進めていきたい旨が述べられた。