ベトナムで日本100%資本の医療系大学が設立

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ベトナムで唯一となる日本100%の資本で設立された「東京健康科学大学ベトナム」で、2期校舎竣工式・記念祝賀会が開催された。東京健康科学大学ベトナムはベトナムで唯一日本の100%資本で設立された大学となる。

東京健康科学大学ベトナムは、ベトナム現地において世界基準の看護師・理学療法士・義肢装具士の養成を行う医療系の大学として2016年9月に開学している。日本語の教育も必修としており、ベトナム現地において日本語が話せる医療人材を育成出来る機関となっている。今年9月には、4年制の臨床検査学科と診療放射線学科、3年制の看護学科とベトナムで初めてなる義肢装具学科が開設される予定である。

この大学の主な母体は学校法人早稲田医療学園となっており、東京健康科学大学ベトナムと早稲田医療学園は事業提携校として、今後は学生や教員の交流等を行う事を予定している。

この大学の2期校舎が竣工した事に伴い、式典が開催された。開催された式典では、学園の理学長やフンイエン省人民委員会グイエン・ヅイ・フン副委員長などの挨拶が行われ、岸田外務大臣・塩崎厚生労働大臣・松野文部科学大臣等からの祝辞も紹介された。その後の記念祝賀会では、冒頭に鏡開きが開催され、永井公使が挨拶と乾杯を行い、午後には「健康増進と生活習慣について」をテーマとした校舎完成記念講演会が実施された。