ベトナムはタイ・日本・フランスとの防衛協力強化

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ベトナム政府は、日本政府・タイ政府・フランス政府との間で防衛協力を深めるために、それぞれの国から海軍の部隊が訪問している事を発表した。

ベトナム政府の発表によると、フランス海軍の部隊が、12日から1週間の予定でホーチミン市に訪問している。この訪問は両国間の戦略的パートナーシップの関係を強化する事を目的とした計画の一環として実施されており、この訪問を通じて両国間における防衛協力を強化する。フランス海軍の将校は、ホーチミン市の人民委員長やベトナム海軍の高官等との会談を実施する予定。これらの会談で、両国における防衛協力や合同軍事演習に関する協議が実施される。

タイ政府からは、14日から18日の予定でタイ海軍の部隊がベトナムに訪問しており、南シナ海の要衝である南中部沿岸地方カインホア省のカムラン国際港に寄港している。

日本政府からは、日本海軍の部隊(護衛艦ふゆづき)が4月12日から15日の日程でベトナムのカムラン港に訪問していた。この訪問では、両軍の間で船舶の見学と交流が行われ、スポーツ交流等も実施された。