大王製紙がタイで生理用ナプキン生産設備の新設
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日本の大手製紙メーカーで紙・板紙・パルプ・日用品雑貨などの製造加工並びに販売を行う大王製紙株式会社は、タイで12億円を投資して生理用ナプキンを生産する設備を新設する事を発表した。
大王製紙の海外展開は、ホーム&パーソナルケア事業を中心として積極的に進めている。東南アジア地域におけるホーム&パーソナルケア事業を推進させるために、生産・販売拠点としてタイに「エリエールインターナショナルタイランド(EIT)」を2011年 1 月に設立していた。このEITでは2011年12月からベビー用紙おむつ「GOO.N(グーン)」の生産を開始しており、順調に販売数を増加していた。2016年3月からは、ウェットティシューの生産設備を導入し生産と販売を開始した。5月からは、生理用ナプキンを日本から輸入してテスト販売を行っていた。
タイにおける生理用ナプキンのテスト販売の結果が良好であったため、大王製紙はタイにおける事業展開を更に加速させるためにも、EITにおいて新たな生理用ナプキンの生産設備を設置することを決定した。生理用ナプキンの販売は、2017年から実施する予定。