青森県産りんごが更なるタイ市場獲得を狙う
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在日本タイ大使館は、青森県・一般社団法人青森県りんご輸出協会・一般社団法人青森県りんご対策協議会の代表者からの表敬訪問を受けたことを発表した。
日本産のリンゴ(林檎)は、近年では海外への輸出が積極的に行われており、財務省貿易統計データによると、平成26年度(平成26年9月~27年8月)における国別輸出量は、1位が台湾の23,416,549Kg、2位が香港の5,415,609Kg、3位が中国の671,662Kg、4位がタイの300,659Kg、5位がシンガポールの151,184Kgとなっている。特に台湾では日本産リンゴは高品質として人気があり、贈答用などの用途としても活用されている。
青森県では日本のリンゴ生産量の50%以上を生産しており、青森県にとってはリンゴは経済面だけでなく文化面・観光面においても重要な役割を担っている。この青森県産のリンゴをタイに輸出する動きが活発化しており、現状では日本からタイに輸出されるりんごの60%以上が青森県産で占められている。
今回の表敬訪問では、各団体の代表者からタイ大使に青森県産のりんごが贈呈された。大使と代表者らは、タイにおいて青森県産のリンゴをさらに輸出拡大するための意見交換を行った。